女優の有村架純が2016年紅白歌合戦紅組の司会に決定しました。

驚いた方も多いと思います。

この人選に関してNHKは
「ことし数多くの映画、ドラマ、ＣＭに出演され、来年春からは連続テレビ小説『ひよっこ』でヒロイン・谷田部みね子役をつとめるなど、いま最も期待される女優の一人です。今年は司会初挑戦というフレッシュさで紅組を力強く引っ張っていただきたいと考えています」
と、選出した理由を説明しています。

有村架純さんは昨年、紅白歌合戦のゲスト審査員として出ていました。

有村架純さん本人がブログで気持ちを語る

オフィシャルブログで紅組の司会に選出されたことについて、本人からその喜びと緊張した気持ちが綴られています。

『年末に放送される、紅白歌合戦の司会を
務めさせていただくことになりました。

正直、私には司会を務めさせていただく程の器も技術もないですし
初めてのことは、やはり怖いです。

ましてや、視聴者として見ていた番組の司会だなんて
そんなことがあっていいのかわからなくなるくらなんてこった。
とお話しを聞いた時に頭を抱えました。

でも、二度と経験できないかもしれない。
これも一つの階段を登らせていただく機会だと思い、
色んなことを感じて、学ぶ気持ちでいたいなと思いました。

すでに心臓が飛び出そうですが
神様がくれた二度とないお仕事だと思うので
自分にできる精一杯のことを一生懸命やらせていただきたいです。

大きい歩みなのか、小さい歩みなのかわからないけど携われてよかった。
と心から思えるお仕事に出逢えているこれまでが本当に幸せに思います。

後悔のないように、やり遂げられたら嬉しいです。

支えて下さる皆さんに、心から感謝致します。
』
（有村架純オフィシャルブログより抜粋）

『あまちゃん』で大ブレイク

有村架純さんは1993年2月13日生まれで現在23歳。兵庫県の伊丹市出身。

2009年12月 兵庫県立伊丹西高等学校在学中、女性タレントを専門にマネージメントしている芸能事務所『FLaMme(フラーム)』のオーディションに合格した事をきっかけとして芸能界に入りました。

『FLaMme(フラーム)』は女優の広末涼子、山口紗弥加、小雪などのマネージメントを手がけています。

2010年1月のサンケイスポーツ新春企画『新春ガールズ』で芸能界デビューを果たしました。

有村架純さんがブレイクしたのは2013年のＮＨＫ連続テレビ小説 『あまちゃん』で、小泉今日子さんが演じる主人公の母親(天野春子)の青年期役を演じた事によります。

この役で有村さんは人気を博し、その後VIPタイムズ社による業界人のアンケートでは「2014年にブレイクを期待するタレント」で女性部門1位に選ばれました。

2016年は演技を評価された年となりました。

第39回日本アカデミー賞
優秀主演女優賞：有村架純『映画 ビリギャル』
新人俳優賞：有村架純『映画 ビリギャル』

第58回ブルーリボン賞
主演女優賞：有村架純『映画 ビリギャル』『ストロボ・エッジ』

すごい賞を受賞していますね。

2017年春ＮＨＫ連続テレビ小説『ひよっこ』のヒロイン

2017年の3月から放送されるNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の主人公を演じます。

この物語は1964年東京オリンピックの年から数年間の出来事、
茨城県北西部の農村に育ったヒロイン谷田部みね子(有村架純)が東京へ出稼ぎに行った父が正月に帰省しなかったことをきっかけとして自分も東京へ集団就職し、働きながら父を探すというストーリーです。

ヒロイン谷田部みね子の就職した東京・下町の工場はオリンピックが終わると不況になり倒産します。行く当ての無い谷田部みね子を助けたのは父が東京で常連になっていた洋食屋です。

谷田部みね子はそこで働きながら父を探し、そして自分も人として成長していきます。

撮影は順調に進んでいるようです。

NHKはすでに来年の事でいっぱい？